- スペイン語名ウニャ・デ・ガト
- キャッツクローとは、アマゾン熱帯雨林と、ペルー、エクアドル、ギニア、トリニダード、ベネズウェラ、スリナム、コスタリカ、ガテマラ、パナマを含む中南米の熱帯地域原産で、ウンカリナ属の木本性大型蔓植物です。その名前は、蔓全体にわたり見られる、猫の爪(キャツクロー)にも似たフックの様なトゲに由来しています。アマゾン熱帯雨林では、Uncarina TomentosaとUncarina Guianensisという二種類のUncarina種が互換的に利用されてきています。両種とも特徴的なトゲを持ち、林冠に向かい高さ30m程の高さまで成長する大型の蔓植物ですが、U Guianensisはよりカーブが強く赤みがかったトゲとオレンジ色の花を付ける一方、U Tomentosaはより小さい黄色がかった白い花をつけます。
- キャッツクローと生活習慣病
- キャッツクローに含有されているアルカロイドの内、リンコフィリン、 ヒルスチン、ミトラフィリンには、高血圧に対する効果と血管拡張神経特性があることが実証されています。リンコフィリンについては血小板の擬集、血栓症の抑制、血管中の凝血防止、内皮細胞血管のリラックス、毛細血管の拡張、心臓鼓動の抑制、血中コレステロール低下等の効能があることがわかっています。
- キャッツクローの効能
- 免疫力増強、腫瘍抑制、抗感染症、抗炎症